『OKシードマーク』の認証を頂きました
更新日:11月20日
この度、セゾンキッチンの納豆麹は、
『OKシードマーク』の認証を頂くことになりました。

『OKシードプロジェクト』とは、
遺伝子組み換え作物には食品表示義務があるのに対して、
ゲノム編集作物には、その表示義務がない事から、
食品流通の全ての過程で、どれが遺伝子操作されているのか、農家さんや市民の知る権利を守るために立ち上がったプロジェクトです。
今回は、遺伝子組み換え食品に対して、一方的に否定をするのではなく、改めて、私達の考えをここに書かせて頂きたいと思います。
食品表示でよく目にする遺伝子組み換え食品、
それに加えて、昨今の遺伝子技術の発展により、
ゲノム編集食品というワードも聞こえてくるようになりました。
遺伝子組み換え作物に、どんなイメージをお持ちですか?
「詳しくはわからないけど、少し怖い」
と考えておられる方が多いと思います。
成分表示を見て、
〝遺伝子組み換え〟と書いてあったら、
「避けよう」と心がけておられる方も多いのではないでしょうか?
ですが このような遺伝子操作によって出来た作物をすでに私達が手に取って食べている可能性があります。
その理由は、
〝遺伝子組み換え作物そのもの〟には表示義務がありますが、
〝遺伝子組み換え作物を使った加工品〟には表示義務はないからです。
改めてお伝えしておくと、
日本で許可されている遺伝子組み換え作物は、
8品目で、
●大豆
●トウモロコシ
●ジャガイモ
●菜種
●てんさい
●アルファルファ
●パパイヤ
で、
現時点では全てが輸入されたものです。
これらは、家畜の飼料に使われていたり、
私達が直接食べるものでいえば、
食用油をはじめ、
醤油・味噌、液糖、食品添加物
などに加工されて加工食品として販売されています。
輸入された、
・大豆の93%、
・トウモロコシの89%、
・菜種の89%
が、遺伝子組み換えというのが現状です。
サラダ油、天ぷら油は、ほとんどが遺伝子組み換えの種子を搾ったものです。
そして、これら遺伝子組み換えの大豆やトウモロコシで作られている加工品や添加物をご紹介しておきます。
●果糖ブドウ糖液糖
●異性化液糖
●水あめ
●でんぷん
●デキストリン
●アミノ酸
●醸造酢
●醸造用アルコール
●たんぱく加水分解物
●乳化剤
これらに「遺伝子組み換え」の表示義務はありません。
このような事から、
私達は知らず知らずの内に遺伝子組み換え食品をとっている可能性があります。
ただし、ここでは、一方的にこれらを否定するつもりもありません。
次回は、遺伝子組み換えやゲノム編集のメリットについても触れていきたいと思いますので、ぜひ読んで頂きたいです。
つづく…